インフルエンザにかかったとき
インフルエンザ感染時の対応について
基本行動
- 手洗い・うがい・マスク着用、健康状態チェック(検温など)、咳エチケット
- 38度以上あれば、医療機関にて診察を受ける。
本人感染(発熱、咳、倦怠感)の場合
- インフルエンザと診断された場合は出勤せず、所属長に感染した旨を報告する。
年休使用する場合は診断書の提出は不要(ただし積立休暇、傷病手当金等の諸制度使用の場合には所定通り診断書提出のこと)。私傷病欠勤であれば診断書を提出。 - 所属長は、事業場安全衛生委員会(事業場総務担当)に報告する。
- 医師の診断にしたがって経過観察を行い、体調回復後に出勤する。
家族感染の場合
- 出勤前に、健康状態チェック(検温など)の上、問題がなければ出勤してよい。
- くしゃみ・咳などの症状が少しでもある場合は、マスクを着用する。(手洗い・うがい、咳エチケットも励行)
職場集団感染の場合
- 職場(作業グループ)単位でインフルエンザ感染者が30%超を目処に、所属部門と事業場安全衛生委員会(事業場総務担当)が協議して集団感染の判定を行う。
- 集団感染と認められた場合は、職場単位の自宅待機(原則7日間)を実施する。自宅待機は、特別休暇(賃金85%保障とする。年休充当は可)
- 上記の状況については、事業場安全衛生委員会(事業場総務担当)は、中央安全衛生委員会(人事労政担当)に報告する。
- 自宅待機の解除は、事業場安全衛生委員会が判断して決定する。
ただし未知の新型のインフルエンザが発見された場合はお知らせいたします。
シンフォニアテクノロジー株式会社以外の事業所に勤務の被保険者の方は、対応が事業所により異なることがありますので別途ご確認ください。
インフルエンザにかかったら -早めに医療機関を受診―
インフルエンザにかかったら、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。安静にして体を休め、他の人にうつさないようにしましょう。インフルエンザウイルスは、症状が急速に進行します。具合が悪くなったら、単なるかぜだと考えずに、早めに医療機関を受診しましょう。インフルエンザは発症後すぐに適切な治療を開始することが重要です。
自分の体を守り他の人にうつさないために、下記のポイントを守りましょう。
- 安静にして休養をとり、睡眠を十分にとる。
- お茶やジュース、スープなど、十分な水分補給を忘れずに。
- 周りの人に感染させないためにマスクを着用。
- 人ごみへの外出を控え、無理して学校や職場などに行かない。
インフルエンザの予防方法
インフルエンザは冬場に流行します。それは、インフルエンザが空気感染すること、冬場は空気が乾燥すること、また寒くて乾燥した空気は気道粘膜の抵抗力を弱めることなどが原因と言われています。
インフルエンザの予防は、流行前に予防接種を受けることですが、その他に日常生活で気をつけることもあります。
予防接種について
インフルエンザの予防接種を受けたら絶対にインフルエンザにかからないというわけではありません。成人の場合、インフルエンザの発病阻止率は70%~90%ぐらい、小児の場合はさらに低くなります。予防接種とは、病気にかかりにくくしたり、かかっても重くならないようにすることが目的です。
日常生活について
- 流行期には人ごみを避ける
人ごみを避けるといっても、冬場外出せずにずっと家の中にいることはできませんので、外出時はなるべくマスクをつけるようにしましょう。マスクを着用することによって、他人からの感染を防ぎ、また他人に感染させることも防ぐ効果があります。
- 外出後は、うがい、手洗いをする
- 室内の温度を保つ
インフルエンザウイルスは乾燥した状態で活発に活動します。ウイルスの活動を抑えるためにも加湿器等を使って部屋の湿度を保ちましょう。その際、定期的に室内の換気も行ってください。
- 体力を保つ
体力が低下していると、インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。バランスのとれた食事、十分な睡眠をとるように心がけてください。